在宅勤務の増加でインターネットのトラフィックも増加中

  • 2020年3月17日
  • 2020年3月18日
  • 社会

新型コロナウイルスの影響で在宅勤務に切り替えたという方もいらっしゃると思います。私自身は元々自宅兼事務所で仕事をしているので、ニュースを通してしか実感していませんでしたが、先週、取引先との電話で在宅勤務をしていると聞きました。ここで初めて実感したところです。

インターネットのトラフィックが増加

インターネットのトラフィックというのは、インターネット内を行き来する通信のことです。在宅勤務が増えるとインターネットのトラフィックが増加することが予測されますが、次のような記事が出ていました。

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが急速に広がりを見せるとともに、2月27日に政府から小中学校への休校が要請された…

この記事では、IIJでの分析結果やJPIXの公開情報が紹介されています。まずはそちらをご覧ください。

インターネットのトラフィックが何故増加するのか

上記の記事によると、3月13日頃までは特定のサービスではなく、インターネット全体のトラフィックが増加しているそうです。しかし、NTTコミュニケーションズによる部先記結果によると、3月に入ると急増していることが書かれていました。

そのあたりからテレビでも在宅勤務の話題が多くなったように思います。

では、在宅勤務により増加するトラフィックとは何でしょうか?次のようなものが予想されます。

  • YouTubeなどのエンターテイメント系
  • 会社の社内ネットワークへのVPN接続
  • 会社が契約しているクラウドサービスへの接続

上記の記事では、Nextflixが1.17倍が書かれていましたので、恐らく、YouTube, Prime Videoなどは同様に増加していると思われます。子供が家にいるので閲覧する時間が増加していると思われます。それ以外にも、在宅勤務でBGMとしてApple MusicやSpotifyを再生しているとか、YouTubeやAbema TVをかけながら仕事をしているとかもあると思います。

友人がYouTube Premiumを契約して、音楽PVをバックグラウンド再生していると言っていました。

会社のシステムや社内ネットワークへの接続

一般的に、企業の基幹システムやファイル共有サーバー、メールサーバーなどの接続形態には2種類あります。

  • 会社内のオンプレサーバーや契約データセンターとのプライベート接続
  • パブリッククラウドで運用されているSaaSの利用
VPN接続のイメージ
VPN接続のイメージ

 

クラウドサービスの接続イメージ
クラウドサービスの接続イメージ

後者の場合は、会社から接続する場合もインターネットを通して接続するので、インターネット上のトラフィックの増加と言うことにはならないでしょう。

前者の場合は、会社からインターネットを経由しないので、自宅から接続する場合はトラフィックの増加につながります。

Twitter上を検索してみると、混雑していてつながらないという声が多くあります。

会社のVPNは出張者が使う前提になっているため、全社員というよりも大勢のユーザーが一斉に接続するというだけのハードウェアを用意していないことでしょう。全社員が接続できるようなシステムを検討する場合には、VPNよりもクラウドサービスのSaaSに切り替えることを検討した方が良いです。

また、VPNにはセキュリティ上の懸念があることも指摘されています。例えば、次の記事によると、米GoogleではVPNを使用しないようにしているそうです。

日経クロステック(xTECH)

 新型コロナウイルス対策として様々な企業で在宅勤務が推奨される中、VPNに関する発言を耳にする機会が増えた。「大勢が使い…

VPNの代わりにG Suiteを使っているのだろうと思って読み始めたのですが、そんな単純な話では無く、「ゼロトラスト・ネットワーク」の考え方で構築している話が書かれていました。

自分の場合

私の場合は、オンプレとクラウドを使い分けています。契約上だったり、余りにもデータ量が大きくクラウドサービスだと高コストになってしまうものなどは、内部ネットワークにおいています。

特に縛りがないデータについては、Office 365のOneDriveやGitHubなどに置いています。

今回のような大きな問題は働き方を支えるインフラを考え直す機会になるのではないでしょうか。

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